最近 はまっているのは「じゃりン子チエ」。
ジブリコーナーに置いてあったDVDをつい借りて、ナイスな世界に 同居のじいちゃんと私が先に はまりました。
近頃は 娘も主題歌を歌うほどです。
お年頃になり いつもは「おかあさん」と 呼ぶ私に 周りの影響を受けて「ママ~」って 甘えてみたり 大阪弁で「おかあはん」って言ってみたりする。「ちっちゃいころは"たあたん"って言ってたんよね~」とか。
子どもは 好奇心の塊。イージーな 日本の絵本に偏りがちですが 大きくなるにつれますます 海外、 はては 宇宙へも? 子どもの いろんな文化や 世界を見たい気持ちに 応えていきたい。
普段の暮らしとは違う 文化や習慣が描かれ、色や音など 絵本から その国や地方の風土が感じられる楽しさ。 読んでる大人でも もちょっとした旅気分を味わえて 刺激的です。
というわけで 今回は ♪行ってみたいな よその~く~に~♪の 絵本の紹介です。
写真 右下は お父さんが子どもに聞かれたときに説明するために描いた 世界地図・・・。大雑把ですが これが役に立ちます。いつか 世界地図ゲットします。
しーっ! ぼうやがおひるねしているの ミンフォン・ホ 作 / ホリー・ミード 絵 / 安井清子 訳 偕成社
0歳の時から読んであげてました。この絵本は0歳のお子さんが集まるおはなし会や 夏のけだるい気分のおはなし会のときに 良くチョイスする絵本です。タイの子育てがやさしく描かれます。あひるさんや とかげの 鳴き声など翻訳もさすがで 日本人では聞き取れないような微妙な音を表現してくれています。やっと寝たぼうやを 起こされないように お母さんが奮闘しているのに ぼうやは 最初っからずーと ページのすみっこで 起きているので ぼうやを さがしながら ページをめくるのもたのしいですよ。
おおきなカエル ティダリク オーストラリア・アボリジニ・ガナイ族のお話 加藤チャコ 再話・絵 / 福音館書店
このふてぶてしい カエルの顔、インパクトありますよね。動物はエリマキトカゲやコアラ、エミューなど 南半球 オーストラリアの動物たち。ウォンバットのおじいちゃんのしゃべり方もおもしろいし。海外のお話なのに うまいこと日本のおじいちゃんぽい語りで 楽しく聞けました。こんなに カラフルではないかもしれませんが 南の国は こんな色合いなのかな~って 絵を見て 思えたりします。
ランパンパン インド民話 マギー・タフ 再話 / ホセ・アルエゴ 絵 / 山口 文生 訳 評論社
声のきれいな くろどりの夫婦はとっても仲良し だのに 王さまは その声のめずらしさ欲しさに くろどりの奥さんをさらった。でも 声が良いのは 主人の方。さらわれて怒りくるった主人は なんとも奇妙な方法で仲間を集めて 王さまと闘いに!「ランパンパン ランパンパン ランパンパンパンパン!」その 雄姿に惚れます~。ちょっと怖くもありますが 民話の怖さには奥の深さがあるので 良いのです。
ラチとらいおん マレーク・ベロニカ さく / とくながやすもと やく / 福音館書店
ハンガリーの作家、マレーク・ベロニカさんの かわいい子どもたちが描かれます。翻訳でらいおんの言葉を 偉そうに うまく表現していて 子どもにヒットしますね。色合いが独特で おしゃれだな~と 大人は感じます。
メキシコのいちば 永田智昭 作 こどものとも年少版 福音館書店
こちらは メキシコの様子を日本の作家が描いていますが バスの中にギター弾きのお兄さんがいたり、鳥やお面を市場で売っていたり、市場のたべもの”トスターダス”は タコスのようなものですね~。そんな 暮らしが見える市場の風景を描いたたのしい絵本。いいにおいがしてきそう~~。
マカンバー・マギーがたべた ソーセージ パトリック・ロア さく / 青山南 やく / 光村教育図書
なぜ イグアナ?をペットにしているのか?いじわるな言い方のおねえちゃんや ソーセージ以外に出てくる 食べ物など なんとも日本とも現代とも 離れている感じです。普段は怖いものが好きそうな 子ども部屋のインテリアなどもかなりおもしろく見れます。おはなしのおもしろさだけでなく 魅力満載の絵本です。3歳前から聞いていましたが 逆に これからの方が こわがって聞いてくれなくなるかもと 少々不安。
かしこい ビル ウィリアム・ニコルソン さく/ まつおかきょうこ・よしだしんいち やく/ ペンギン社
おばさんの家に行こうとしている「メリー」と おもちゃの兵隊「ビル」。イギリスの昔のこどもの ファッションや持物など 日本とは違うところや似ているところがあります。手紙もすてきだし ビルが 汽車を追って走る風景もステキです。「なんと!」「なんと!!!」のところでは ちいさな子でも 心配したり びっくりしたり 心が動くと思いますよ〜。
エリーちゃんのクリスマス メアリー・チャルマーズ さく/ おびか ゆうこ やく/ 福音館書店
もうすぐ クリスマスなので。こちらも。
かわいい女の子が クリスマスツリーの飾り付けをして ツリーのお星さまを探しに行くのですが こびとみたいなサンタに会ったり、 犬や猫チャンたちとココアを飲んだり クリスマスシーズンらしい 光景が出てきます。アメリカの作家さんですが 小人が出てきたり 森に出かける光景は 北欧の文化も 思わせますね〜。表紙見返しに たくさんのクリスマスオーナメントが描かれていますので クリスマスツリーの飾りを考える時なんかにとっても 参考になりますよ〜。
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