「かっこいい?」
「かっこいいでしょ?」
「つよいお姉さんになれる?」
最近 娘の口から出てくる言葉です。 マニキュアをほんの少しつけると喜び、「キラキラ」と言って うきうきしてくれます。2歳前から 朝、時々 自分で自分の服を選んでいます。くつしたとかけっこうこだわってチョイスしてます。
女の子だな~と思います。でも 男の子でも いろんな変装ごっこしたり 戦闘ものに影響され始めたり「かっこいいもの」「おしゃれ」へのあこがれが 強くなる頃なのかもしれません。
そんな こどもの変身願望、おしゃれ心を 気付かせてくれる絵本を今回はご紹介します。
「やまんばのむすめ まゆのおはなし まゆとりゅう」/富安陽子 さく/降矢なな え/福音館書店
やまんばの娘まゆ。たくましい母とは違い かわいらしいまゆ。そんなまゆが 春のお客様が来ると聞いて 髪をとかし ちょっとおめかしします。鏡を見るまゆは オンナノコそのもの。髪を長くしていた1歳半くらいのわが子は 髪をとめるのを嫌がりましたが「まゆみたいに」と 言うと喜んで髪をとかしたり とめたりさせてくれました。
「でこちゃん」/つちだのぶこ さく/PHP研究所
ほんとは てこちゃん なんですが おかあさんが 前髪をオンザにしちゃって「でこちゃん」に。でも 落ち込む てこちゃんをハッピーにしてくれたのは おねえちゃんのおでこの魔法。おしゃれになると 自信までわいてくる!そんな大成功が待っていました。この絵本を読んでから 実際にいちごの髪留めが気に入った娘です。
「わたしのワンピース」/にしまきかやこ さく/こぐま社
「ミシンカタカタ わたしのワンピースをつくろうっと」って ミシンというコトバを覚えました。私が時々使っているのを知っているので 憧れるようです。いろんなもようのワンピース。娘も「にあうかしら?」って よく言いますよ。
「まあちゃんのながいかみ」/たかどのほうこ さく/福音館書店
女の命?とまで言われることもある 髪。そんな髪がとんでもなく長かったらうれしい♡と 非常識っぷり発揮の絵本。この絵本でパーマというコトバを覚えました。他にもソフトクリームみたいなシャンプーとか ヘアスタイルについてやヘアケア?を楽しくしてくれる コトバがいっぱい。
「おでかけのまえに」/筒井頼子 さく/林明子 え/福音館書店
「ピクニック」という魅力を前についつい しなくても良いことを次々しでかしてしまいます。こどもなりに おしゃれと思ってしたことで失敗しても ちゃんと整えてあげたいものですね。そして たのしくおでかけしたいものです。「おてつだいは もう けっこうよ」というセリフ 大好きで よく自分で言ってました。
「だれかがきたよ」/得田之久 さく/垂石眞子 え/福音館書店
寝る前に 絵本をよんでいたら ピンポーン♪て つぎつぎ動物がやってきます。
みんな おしゃれなバッグをもって。中には おしゃれなパジャマが入っています。はみがきしたり お風呂に入るのは おしゃれの基本の「き」。たのしくできると良いですね〜〜。
「ものものずかん」/土橋とし子 さく/福音館書店
土橋とし子さんの どっかロッキンな絵で見せる家族8人の「もの図鑑」。
大切なものや 食器、メガネや 下着もおもしろい。娘はこれをみて「ブラジャー」を覚え、現在 とてもあこがれています♡「ふんどし」に憧れなくて良かった〜。
「ねずみくんのチョッキ」なかえよしを さく/上野紀子 え/ポプラ社
「ちょっときついが似あうかな?」と つぎつぎ大きな動物たちがチョッキを借りていきます。赤ちゃんの時は「ちょっときついがにあうかな?」の動物の表情を楽しんでいました。その後 むすめの服を無理矢理 大人が着ようとして「にあうかな?」ってする遊びもよくしました。「にあう」「にあわない」を覚えた?一冊。
「ぼくはコックさん」きうちかつ さく/福音館書店
まっしろなシャツや エプロン、くつしたも どんどん着て さいごは コックさんになって オムレツをつくる。変身はたのしいですね。
のはらひめ〜おひめさま城のひみつ〜/なかがわちひろ さく/徳間書店
2歳になったくらいに よく読んでました。(けっこう長い話です)おひめさまに憧れているまりが おひめさま城でお姫さまになる特訓を受けるのですが はじめにたくさんのお姫さまの服の中から1着選べるシーンがでてきます。子どもにも選んでもらったりして楽しみました。本当のお姫さま道は 険しいのだと ちょっと大きくなったら諭してみようかなあ‥‥。
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