今週末で東京のちひろ美術館での展覧会は終了なので
あわてて行ってきました。
赤羽末吉展!
2つの展示室にわたって かなりの原画の数。
名作 「スーホーの白い馬」や「つるにょうぼう」
「ほしになったりゅうのきば」「そらにげろ」
「だいくとおにろく」などなど。
御年50歳で「かさじぞう」で絵本作家としてデビューし
80歳までの30年間で80冊ものえほんを手がけ‥‥。
アメリカ大使館で定年までお勤めされ(デザイナーだったんですね)
絵本は自ら 福音館に持ち込むという着実さ。
日本の湿った風土や性格を描き
大陸の乾燥した景色や空気を描いた。
どの登場物もあまりに表情豊か、ダイナミックな構図、
大衆的であることと 格調の高さ、そして無造作にこどもに
つながってもらおうとする姿勢、どれもが
わたし個人がずっと描いている目標と重なっていた。
50歳からスタート、
まだまだ助走中、今できる事をしっかりやって
かっこいい大先輩を追いかけていきたいものです。
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